2007年12月20日

乳ガンについて 女性必見です

こんにちは、ドクタールウです。
今回は、乳ガンについてです。内容はチョット専門的になりますが、一度目をとおして見て下さい。

乳癌―普及する乳房温存術、QOLも大きく向上

固形癌の中では最も治療の個別化が進んでいるといわれる乳癌。早期(ステージ1〜3A)では、手術が治療の第1選択だが、広範な切除は乳房の喪失感に直結する。最近では、手術に薬物治療、放射線治療を組み合わせることで、治療成績の向上ばかりでなく、いかに女性としての美容面やQOLを保つか、といった観点からも進歩してきた。

 その代表が、1990年代から徐々に普及してきた乳房温存術だ。乳房温存術とは、腫瘍のある一部分だけを切除して乳房を温存する術式。従来は乳房全体を切除する乳房切除術が基本だったが、温存術と術後の放射線治療を組み合わせれば、乳房切除術と比べて生存率や局所制御率に差がないことが明らかとなり、国内ではここ数年でやっと主流になった
現時点での温存術の適応は、局所再発率や美容的に満足できる形を残すといった面から、目安としては腫瘍径3cm以下。だが最近では、「3cmを超えていても、手術前に化学療法を行い腫瘍が小さくできれば、温存術を行える」と京大乳腺外科教授の戸井雅和氏は話す。

 手術可能な早期乳癌の化学療法は、術後に行っても術前に行っても同等の生存率が得られるため、「術前なら、腫瘍が縮小するかどうかで抗癌剤の効果が目に見えて分かる。効かなかったときにすぐ次の手を考えられる利点も大きい」と戸井氏。
 一方、腫瘍が大きくてやむを得ず得ず乳房切除術になった場合にも、シリコンなどの人工物、患者自身の背や腹の組織を使って乳房を再建することが広がっている。異物への抵抗感や感染リスクの懸念などから、希望するかどうかは個人の考え方次第。聖路加国際病院(東京都中央区)ブレストセンター長の中村清吾氏は、「自院では乳房切除術を行った人の6割くらいは再建を受けている」と話す。

センチネルリンパ節生検も普及しだす
 術式の進歩としてもう一つ大きな変化は、手術とセットになっていたリンパ節郭清が省略できるケースが増えていること。原発巣からリンパ流に乗った癌細胞が最初に到達する乳腺の領域リンパ節(センチネルリンパ節)を術前や術中に生検して転移の有無を確認する。そこに癌細胞がなければ、その先にもリンパ節転移はないと判断できることが分かってきたのだ。

 乳癌治療の低侵襲化の流れは止まらない。乳癌は、薬物療法においても癌の特性に合った治療法が選択できるようになってきており、癌治療全体の「お手本」として先駆的な治療体系を構築中だ。
 
 

posted by ドクタールウ at 10:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

男性必見です

こんにちは、ドクタールウです。
今回は、男性は見なければ、あとで大変な目にあいます。


 緑茶が前立腺がん抑制か 5杯超で進行のリスク半減 
 
記事:共同通信社
提供:共同通信社

【2007年12月19日】


 緑茶を1日平均5杯以上飲む男性は、1杯未満の人に比べ、進行性の前立腺がんになるリスクが約半分になるとの疫学調査結果を、厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎(つがね・しょういちろう)国立がんセンター予防研究部長)が19日発表した。1杯は約150ccという。

 がんが前立腺内にとどまる「限局がん」については、緑茶飲用との関連はみられなかった。進行がんだけに影響した理由は不明だが、緑茶に含まれるカテキンという物質に、がんが広がるのに関係する物質を抑える効果があることも関係しているらしい。
 調査は岩手、大阪など全国9府県の40-69歳の男性約5万人が対象。平均12年の追跡期間中に404人が前立腺がんになり、うち114人が前立腺を超えて広がる進行性がんだった。
 進行性前立腺がんになるリスクは、緑茶を飲む量が多い人ほど小さいという結果で、1日平均1杯未満の人のリスクを1とすると、5杯以上の人は0.52だった。

 研究班はこのほか、男女約13万人を対象に実施した、胆石と胆道がんに関する疫学調査結果も発表。それによると、胆石を患ったことがある人はない人と比べ、胆道がんになる危険度が2.5倍高く、特に女性では3.2倍になることが分かった。
 
 
 

posted by ドクタールウ at 10:07| Comment(0) | TrackBack(1) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

花粉症がくる

こんにちは、ドクタールウです。
インフルエンザの次は花粉症です。

来春の花粉、倍の地域も 飛散傾向を気象会社予測 
 
記事:共同通信社
提供:共同通信社

【2007年12月19日】


 気象情報会社「ウェザーニューズ」(東京)は来春のスギ花粉の傾向予測をまとめた。今夏の猛暑の影響などで飛散量は今年よりも多く、倍以上に上る地域も。飛び始める時期は同じか、遅めになりそうだ。

 スギ花粉を作る雄花は、前年の夏に気温が高く、日照時間が長いと多くできる。今夏は全国的に記録的な猛暑で、現時点でも昨年より多めの雄花が全国で観察されているという。
 花粉の飛散は、平年より高温が予想される来年2月以降に始まるとみられる。全国的に早めだった今年と比べると、北海道は4月上旬、東北北部は3月上旬、南部は2月下旬、北陸・甲信北部は2月中旬と1、2週間遅め。関東以西は同じくらいで、2月上旬になる見通し。
 今年と比べた各地域の花粉飛散量予想は次の通り。
 北海道(シラカバ花粉) 数倍多い▽東北、関東 2倍以上▽北陸、甲信北部 同じかやや多い▽東海、甲信南部 2倍程度▽近畿 やや多いか同じ▽山陰 ほぼ同じ▽山陽 やや多いか同じ▽四国 やや多い▽九州北部 やや多いか同じ▽九州南部 やや多い
posted by ドクタールウ at 09:57| Comment(0) | TrackBack(1) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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