こんにちは、ドクタールウです。
今回は、診療報酬改定についてです。
厚生労働省はこれで、勤務医不足の解決になると思うのでしょうか。
1500億円のばらまきは、勤務医にではなく、経営者にいくのでは?
開業医の再診料、減額見送り 勤務医対策に1500億円
記事:毎日新聞社
提供:毎日新聞社
【2008年1月31日】
診療報酬改定:開業医の再診料、減額見送り 勤務医対策に1500億円--中医協案
また、土田会長は、病院(200床未満)の再診料を引き上げ、10年度の次回改定では初・再診料を抜本的に見直す考えも示した。
調停案などによると、08年度以降外来管理加算は「5分以上の相談」に限り、開業医570円、病院470円と差がある75歳以上の患者の加算も520円に統一する。軽いやけどなど簡単な治療への報酬も廃止する。これらにより再診料を減額せずとも、開業医の収入を四百数十億円減らすことが可能という。
厚労省は約1500億円の勤務医対策費を(1)手術料アップなど600億円(2)事務補助員配置350億円(3)妊婦の救急搬送への加算など150億円(4)小児専門病院の報酬上乗せ50億円--などに配分する。
病院の570円に比べ710円と高い開業医の再診料について、厚労省は20円下げるなどして約400億円を捻出(ねんしゅつ)し、診療報酬のプラス改定だけでは足りない医師不足対策費を確保する意向だった。【吉田啓志】
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