2008年02月16日

道路作るよりすることがいっぱいある

こんにちは、ドクタールウです。
今回は、以前もとりあげた「緊急医療」の問題です。
総務省が何を言おうと厚生労働省は医療費をどうやって切りつめるかしか頭にないのだから無駄ですね。
政府も人ごとですし、官僚はすごいですな。

救急情報の即時更新は11% 空きベッドや手術の可否で 入力検証機関を提言へ 
提供:共同通信社

【2008年2月15日】


 救急搬送に関する総務省消防庁の検討会作業部会が14日開かれ、病院の空きベッド状況などを消防本部が把握するための「救急医療情報システム」に情報を入力している全国4358救急病院のうち、即時に更新しているのは11%の485病院にとどまるとした総務省消防庁の調査結果が報告された。

 病院の人手不足などが背景とみられるが、昨年秋の調査では約53%の消防本部が、リアルタイム情報でないなどの理由でシステムを利用していないことも判明。これらを受け作業部会は同日、病院による入力状況などを検証する機関の設置などを提言した中間報告の素案をまとめた。中間報告は3月に決定する。
 救急医療情報システムは都道府県ごとに整備され、急患をスムーズに搬送するため、病院側が空きベッドや診療科目、手術の可否などをコンピューター入力して消防機関に提供する仕組み。調査は、システム未整備の山形、島根、沖縄を除く44都道府県の2月1日現在の状況をまとめた。
 調査結果によると、更新頻度別では「1日2回」が最も多く31%の1344、次いで「1日1回」が29%の1260だった。「1日3回以上」は4%の162。「1日1回も更新していない」は25%の1107病院もあった。
 即時更新の485病院のうち、69%の337が東京都の病院だった。

 中間報告素案の入力検証機関は、病院や消防本部、自治体の関係者で構成し、都道府県ごとに設置。システムの情報更新頻度や救急患者の受け入れ拒否の事例などをチェックし、システムの運用方法の改善に役立てる。
 
 
 
 
病院情報の即時更新を要請 総務相、厚労省に  
 
記事:共同通信社
提供:共同通信社

【2008年2月15日】


 増田寛也総務相は15日の記者会見で、救急搬送の際に病院の空きベッド状況などを消防本部が把握する「救急医療情報システム」の情報更新が低調なことについて、「1日2、3回ではうまくいかないようだ」と述べ、システム運用を所管する厚生労働省に対し即時更新に向けた方策を検討するよう求めた。

 総務省消防庁の調査では、システムに情報を入力している全国の救急病院のうち、空きベッドの状況などをリアルタイムで更新しているのは11%にとどまっていることが判明。

 増田総務相は「医療現場が忙しいのは理解できるが、一分一秒を争う救急の現場としても(システムが現状のままでは)本来の目的を果たせない」と指摘し、改善の必要性を強調した。
 
 詳細はこちらから http://blog.with2.net/link.php?579069


 

posted by ドクタールウ at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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