2008年03月21日

診療報酬改定について4

こんにちは、ドクタールウです。

今回も診療報酬改定についてです。

医療費抑制や医師不足、政策転換で“崩壊”防げ シンポジウム 
 
記事:毎日新聞社
提供:毎日新聞社

【2008年3月21日】
シンポジウム:医療費抑制や医師不足、政策転換で“崩壊”防げ--左京 /京都

 崩壊とまで言われる地域医療を、開業医の立場から考えるシンポジウム「STOP地域医療崩壊-いま開業医に何ができるか」(府保険医協会主催)が20日、左京区の京都会館であった。現場の疲弊ぶりと、医療費抑制政策と医師不足状態の転換を訴える切実な声に、医療関係者ら約320人が聴き入った。
 まず、本田宏・医療制度研究会副理事長が講演。「日本の1人当たり医療費は先進国で最低なのに、患者の自己負担は最高。医療費が高いというのは、抑制を狙う官僚が都合のいい数字だけを取り出したウソに過ぎない。提供医療レベルも低いまま」と強調した。また、日本の医師数(26万人)はOECD(経済協力開発機構)諸国の人口比平均で14万人も不足している数値を示し、「医師は偏在ではなく、絶対的に不足している」と説明。「正しい情報なしでは医療崩壊は加速するばかり」と警告した。

 討論会では、塩見芳朗・福知山医師会副会長が「府北部では、医療崩壊はストップさせることを通り越し、ギブアップ状態」と報告。福山哲郎・参院議員は「予算の配分を決める政治に対し、政策転換せざるを得ないアクションを起こして欲しい」と求めた。尾崎望・同協会理事は「勤務医も開業医も、低医療費政策で過酷な労働を強いられている。そこを変えねば医療崩壊の解決はない」と訴えた。【藤田文亮】
 
 
 
 
 

posted by ドクタールウ at 21:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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